パートで働くときにも活用できる時短勤務

介護現場では活躍しているスタッフは、その多くがパートで働く方です。正社員よりもパートの方が多いという現場も多く、職場側としてもパートの人にできるだけ現場に出てきて欲しいという気持ちを持っています。

パートで働き始めてみると、だんだんと職場からの出勤の要請が多くなってきて、生活とのバランスを考えてぎりぎりのところまで仕事をするようになりがちです。しかし、育児をするようになると少し仕事を減らしたいと考えるようになります。そのときに断れずに困ってしまうこともよくあるのです。

パートで働いているとしても、業務が滞ってしまうため残業の必要があれば行わなければならないこともあります。このような状況が続いてしまうと仕事を続けられなくなってしまいますが、断りきれないのなら時短勤務に着目してみましょう。

時短勤務は条件を満たしていればパートでも利用できます。育児と仕事を両方行うのは難しいと感じているほどに働いているパートの人なら、条件を満たしていることがほとんどです。実質6時間を超える労働時間で週に3日以上働いているときには時短勤務を適用することができます。

いつも6時間少々だけ働いているという人でも、残業をなくすことができるのが魅力になるでしょう。しっかりと働いているパートの人が仕事の負担を軽減する手段として優れているので利用を考えるのが得策です。要請を断るのが苦手な人にほど有利な制度となっています。